先日、自身の仕事関係の業界紙を読んでいました
バタバタしてると なかなか読む機会も取りにくく、たまりがちになるのですが
時間があるときや、息抜き・情報収集・勉強のため コツコツ読んでいます
そのなかで興味を引いたというか、面白かった記事
【今考える 水道の三大技術】
というものでした
新年のお楽しみ企画として、
業界のけっこう役職の高い方々(技術系)にアンケートととして、
「今考える水道の三大技術」 と題し、水道の課題解決に貢献した三大技術を挙げてもらうもの
で、そのアンケート結果に、「面白いな」と思ったのですが、
ほとんどの方が、三大技術のひとつに「耐震管」と答えていました
昔の水道管は素材自体の強度や経年劣化で漏水、地震による損傷・管が抜けてしまう、も起きやすかったですが、今の時代は「耐震で100年はもつ水道管」というのもあります
東京都の水道耐震化
https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/files/items/20620/File/suidoukanro10.pdf
動画のご紹介 | 製品・技術 | 株式会社クボタ:ダクタイル鉄管
このなかの「クボタ耐震型ダクタイル鉄管 鎖構造管路の特長」の動画が分かりやすい^^;
この管は、素材の剛性だけじゃなく、鎖構造として耐えられるように出来ている
比較で 昔の水道管のひとつ↓
管と管をつなぐ隙間の奥に、麻を詰めた後、
鉛を流し入れることで固定したもの(管をつないだもの)、と書いてある
昔は麻と鉛でつないだ管もあった。。
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上記であがってるのは、道路に埋設されるような水道本管、といわれるものですが、道路に埋設したものが漏水するとかなり大変
→特定できたとしても、交通規制を敷きながら、そのあと掘削し修理するのも大変
→修理できても、そのあとの通水や濁り水の影響を排水したり、空気が入るので白濁したりで、元通りの水に復旧するまでも大変
年末でも千葉で大きな漏水があり、
年の瀬に漏水が判明したが復旧に年明けまでかかる、というもので、ニュースになっていました。。
12/28に判明し、全地区断水解消したのが1/6
6日間かかった
年末年始の6日間、水が使えない、って けっこうきつい
news.yahoo.co.jpこの千葉の漏水は、昭和49年の水道管とのこと
で、線路を横断するため深く埋めており、埋設深さが7m
7mって、2階建てのおうち の基礎から2階天井までの高さをゆうに超える、て感じか
こんな深さに埋められてるものを掘り出すのは大変そう。。
こんな修理しにくい場所で、何も 年の瀬に発生しなくても、、、
と誰もが思った気もするが、災害や故障等は時と場所を選ばず やってくる。。
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おうちもそうですが、道路に埋める水道管とか、長く使うもの・大きく損傷すると大変なものって耐震性が重要ですね
一度 施工したら、ちょっとやそっとで壊れてほしくは無い
多少高くても、耐震で得られるメリットはかなりある
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この「○○の三大技術」、って ほかの業界で考えると面白いかなと
例えば、「住宅建築の課題解決に貢献した三大技術は?」ってのを、工務店さんや設計事務所さんにアンケート取ると面白いかもしれないなと^^
おまけで、
上記のそのほかアンケートで、水道関係なしに「未来にどのような技術を期待するか?」的なのがありました
・コロナに対してのワクチンや治療法などの技術
・温室効果ガスを消失する技術
・気象をコントロールする技術
・地震予知
・タイムマシーン(100年後の自身が関わった水道がどのようになったかを見る)
・リフレッシュルーム(入室するだけで疲労や痛みが治癒する健康回復ルーム)
・タケコプターのような自由移動を可能にする技術
などなど、いろんなことが書いてありました('ω')ノ
めちゃくちゃ安くて、めちゃ発電する太陽光パネルとか できたらいいよね
とか思いました(*'▽')