設計事務所と進めるお家づくりは面白い

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新潟の設計事務所とつくる 神奈川の 杉板で小さなおうち

気密の話、窓の話

高断熱のおうちを進めると、高気密もセットになり、よく出てくる話になると思います

 

最近、気密関係のホームページでは、

福田温熱空調さんの ↓ のブログを見ています

fok.sblo.jp

気密測定後の手直しで、どこどこを手直しして改善などが書いてある

 

ほか、気密測定屋さんとして、いろいろな建築中の住宅に対して測定しているので、いろいろな住宅がのっており、いろんな家の形とかで見ていても面白い

 

施工中の建物内の写真も多くて面白いなと。。

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気密と窓も関係が密接ですが、

わたしたちのおうち設計にて、引違い窓をつけるところがあり、気密の関係でエスネルデザインさんと検討中です

手動シャッターをつける関係もあり引違い窓を検討していましたが、やっぱり引違い窓の経年での気密低下は大きいようで、、

 

エスネルデザインさんもブログに書かれていました

escnel.com

というわけで、引違い窓は無しにして別案で検討していくことになりました

 

わたしたちのおうちは、

準防火区域の関係や、西窓の日射遮蔽の関係などで窓の選定が、コストと性能面のバランスで少々面倒

 

シャッターを付ける、付けないでも選定が変わってきたり、、

西窓の日射遮蔽を外部設置のシャッターにするか、室内設置の遮熱ロールスクリーンにするかで、FIXにするしない等、、

 

FIXで電動シャッターなら問題ないようですが、コストやメンテコストも、、

 

 

窓も引違い、ドレーキップ、内開き外開き、ペアトリプル、LowE、樹脂サッシ木製サッシなどなど難しい

 

北窓は小さいほうが断熱に良いとか言うけど、北窓は安定したあかりが取れるので意外と良い、とかメリットデメリットも双方あって様々。。

 

台風や暴風でのシャッターは意味がある、意味がない、とかもあり。。

 

ドレーキップ窓もサッシ枠が大きくて驚きます

APW 430 ラインアップ ツーアクション窓 | YKK AP株式会社

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いろいろですが、検討を進めていく中で少しづつ良い設計になっていると思います

 

高断熱住宅で室内干しが基本のおうちだと、窓を開けること自体が少ないそうで

「開け閉めの意味での窓」という考えが少ない設計も面白いですよね

いろんなメリットにも繋がりますし

 

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土地を見に行くと。。

暖かい日や寒い日が入り混じりです

季節の変わり目、ということでしょうか?

 

先日は18時頃で車の外気温18℃ありました(@_@)

日が暮れるのも遅くなりつつありますね

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週末は散歩がてら、私たちの土地を見に行くことが多いです

 

隣地はハウスメーカーが建売を建築中ですが、

今日みたところ、足場がすでに解体されていました

 

足場が解体されると、主に外構工事をして完成、となるのですかね?

 

隣地は私たちが土地購入を検討していたころは空き家でした

廃屋とまではいかないものの、住めない感じの空き家だったので、空き家が隣地となる土地の購入となるため、土地購入時は少し迷いました。。

 

私たちが土地購入して しばらく後、ハウスメーカーが隣地を購入したようで

→去年11月ごろに空き家解体

→建築

→今年の2月末時点で足場解体まで進んでいる

 

やっぱり建売業者のスピード早いですね

 

おかげで、窓が干渉しないよう等、私たちの設計にメリットが多くなり、かえって助かりました

建売業者というのもあってか、相手の窓や高さなどの情報が頂けたので私たちの設計がやりやすかった

図面や建売の実際を見ると、エスネルデザインさんが建売との干渉をうまく検討してくれているのが良くわかります^^

 

だんだん暖かくなるのは良いのですが、私たちの土地の雑草管理のことを考えると(+o+)となるのでした

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雑談【○○の三大技術】

先日、自身の仕事関係の業界紙を読んでいました

 

バタバタしてると なかなか読む機会も取りにくく、たまりがちになるのですが

時間があるときや、息抜き・情報収集・勉強のため コツコツ読んでいます

 

そのなかで興味を引いたというか、面白かった記事

 

【今考える 水道の三大技術】

というものでした

 

新年のお楽しみ企画として、

業界のけっこう役職の高い方々(技術系)にアンケートととして、

「今考える水道の三大技術」 と題し、水道の課題解決に貢献した三大技術を挙げてもらうもの

 

で、そのアンケート結果に、「面白いな」と思ったのですが、

 ほとんどの方が、三大技術のひとつに「耐震管」と答えていました

 

昔の水道管は素材自体の強度や経年劣化で漏水、地震による損傷・管が抜けてしまう、も起きやすかったですが、今の時代は「耐震で100年はもつ水道管」というのもあります

 

www.sekisui.co.jp

東京都の水道耐震化

https://www.waterworks.metro.tokyo.lg.jp/files/items/20620/File/suidoukanro10.pdf

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動画のご紹介 | 製品・技術 | 株式会社クボタ:ダクタイル鉄管

このなかの「クボタ耐震型ダクタイル鉄管 鎖構造管路の特長」の動画が分かりやすい^^;

この管は、素材の剛性だけじゃなく、鎖構造として耐えられるように出来ている

 

比較で 昔の水道管のひとつ↓

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管と管をつなぐ隙間の奥に、麻を詰めた後、

鉛を流し入れることで固定したもの(管をつないだもの)、と書いてある

 昔は麻と鉛でつないだ管もあった。。
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上記であがってるのは、道路に埋設されるような水道本管、といわれるものですが、道路に埋設したものが漏水するとかなり大変

アスファルトやコンクリート下の漏水個所を特定するのも大変

→特定できたとしても、交通規制を敷きながら、そのあと掘削し修理するのも大変

→修理できても、そのあとの通水や濁り水の影響を排水したり、空気が入るので白濁したりで、元通りの水に復旧するまでも大変

 

年末でも千葉で大きな漏水があり、

年の瀬に漏水が判明したが復旧に年明けまでかかる、というもので、ニュースになっていました。。

12/28に判明し、全地区断水解消したのが1/6

 6日間かかった

年末年始の6日間、水が使えない、って けっこうきつい

news.yahoo.co.jpこの千葉の漏水は、昭和49年の水道管とのこと

で、線路を横断するため深く埋めており、埋設深さが7m

 

7mって、2階建てのおうち の基礎から2階天井までの高さをゆうに超える、て感じか

こんな深さに埋められてるものを掘り出すのは大変そう。。

 

こんな修理しにくい場所で、何も 年の瀬に発生しなくても、、、

 と誰もが思った気もするが、災害や故障等は時と場所を選ばず やってくる。。

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おうちもそうですが、道路に埋める水道管とか、長く使うもの・大きく損傷すると大変なものって耐震性が重要ですね

一度 施工したら、ちょっとやそっとで壊れてほしくは無い

多少高くても、耐震で得られるメリットはかなりある

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この「○○の三大技術」、って ほかの業界で考えると面白いかなと

例えば、「住宅建築の課題解決に貢献した三大技術は?」ってのを、工務店さんや設計事務所さんにアンケート取ると面白いかもしれないなと^^

 

 

おまけで、

上記のそのほかアンケートで、水道関係なしに「未来にどのような技術を期待するか?」的なのがありました

・コロナに対してのワクチンや治療法などの技術

温室効果ガスを消失する技術

・気象をコントロールする技術

地震予知

・タイムマシーン(100年後の自身が関わった水道がどのようになったかを見る)

・リフレッシュルーム(入室するだけで疲労や痛みが治癒する健康回復ルーム)

・タケコプターのような自由移動を可能にする技術

 などなど、いろんなことが書いてありました('ω')ノ

 

めちゃくちゃ安くて、めちゃ発電する太陽光パネルとか できたらいいよね

とか思いました(*'▽')